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秘蜜に濡れて
第16章 泡沫
竜はあいりの後頭部を抑えながら唇を貪った。
「…っは…んんっ…」
酸素を求めて逃げていくあいりの唇を追っては角度を変えて深く深くくちづける。
執拗に舌で口腔を舐り尽くす。
あいりの口の端からは涎が何本も糸を引いて落ちてゆく。
「…な…で…キスばっかり…」
「イヤ?」
「んん…気持ち、ぃ…」
そう上目遣いに呟くあいりに、再び噛み付くように口づけた。
唇が腫れそうな程続くキスに、あいりは身を捩りだす。
竜は眼を開けて、その様子を見つめながらも尚キスを繰り返す。
服を持ち上げている双丘の頂きが、ぷっくりの勃ち上がり主張していた。
触れてしまいたい衝動を抑えながら、指先で脇腹をなぞり上げた。
「…はあぁん…」
予想通りの反応につい笑みを洩らしてしまう。
ぺたりと床に脚を着け、背中は綺麗に曲を描き、両手は竜の両脇に付いている。
潤んだ瞳と、紅潮した肌が刺激を求めているのを如実に語っている。
指先を背筋に動かすと、擽ったさと快感の狭間に肌が総毛立つ。
「…ひ、ゃあん…」
子猫な様な甘ったるい声すら、竜の鼓膜を蕩けさせる。
「あいり…!」
両手で抱きしめようと、着いていた左手を攫ったシーツから払った時だった。
「…っは…んんっ…」
酸素を求めて逃げていくあいりの唇を追っては角度を変えて深く深くくちづける。
執拗に舌で口腔を舐り尽くす。
あいりの口の端からは涎が何本も糸を引いて落ちてゆく。
「…な…で…キスばっかり…」
「イヤ?」
「んん…気持ち、ぃ…」
そう上目遣いに呟くあいりに、再び噛み付くように口づけた。
唇が腫れそうな程続くキスに、あいりは身を捩りだす。
竜は眼を開けて、その様子を見つめながらも尚キスを繰り返す。
服を持ち上げている双丘の頂きが、ぷっくりの勃ち上がり主張していた。
触れてしまいたい衝動を抑えながら、指先で脇腹をなぞり上げた。
「…はあぁん…」
予想通りの反応につい笑みを洩らしてしまう。
ぺたりと床に脚を着け、背中は綺麗に曲を描き、両手は竜の両脇に付いている。
潤んだ瞳と、紅潮した肌が刺激を求めているのを如実に語っている。
指先を背筋に動かすと、擽ったさと快感の狭間に肌が総毛立つ。
「…ひ、ゃあん…」
子猫な様な甘ったるい声すら、竜の鼓膜を蕩けさせる。
「あいり…!」
両手で抱きしめようと、着いていた左手を攫ったシーツから払った時だった。