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秘蜜に濡れて
第4章 time limit
ニコルと共に帰って行くあいりを見送った撥春のスマホが震えた。
表示されたのは健一。
「もしもし?」
「あと20分で着くから」
「は?撮影終わったら2日オフって言ってたじゃん」
「お前と竜は雑誌の撮影とインタビュー入ってるから、それが終わり次第って事で」
「終わり次第って予定は?」
「未定」
掛け合いの上手さを褒めてる場合じゃない。
部屋に戻りシャワーを浴びると下に降りる。
健一の車が見えたところでメールが鳴った。
''昨日はありがとうございました、また会いたいです''
随分他人行儀な内容だった。
ちゃんと告白して、付き合う事になったと思ったけど。
車の後部座席に乗り込むと竜はサングラスを掛けて眠り込んでいた。
”俺は今すぐ会いたいです”
表示されたのは健一。
「もしもし?」
「あと20分で着くから」
「は?撮影終わったら2日オフって言ってたじゃん」
「お前と竜は雑誌の撮影とインタビュー入ってるから、それが終わり次第って事で」
「終わり次第って予定は?」
「未定」
掛け合いの上手さを褒めてる場合じゃない。
部屋に戻りシャワーを浴びると下に降りる。
健一の車が見えたところでメールが鳴った。
''昨日はありがとうございました、また会いたいです''
随分他人行儀な内容だった。
ちゃんと告白して、付き合う事になったと思ったけど。
車の後部座席に乗り込むと竜はサングラスを掛けて眠り込んでいた。
”俺は今すぐ会いたいです”