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秘蜜に濡れて
第9章 BLIND
あいりが目を覚ますと、すでに撥春の姿はベッドに無かった。
撥春の姿と共に昨日身につけていた筈の下着に至るまでが何処にも見当たら無かった。
あったのは一枚のシャツ。
「おはよ」
ガチャとドアが開く音に振り向く撥春。
ドアからは顔だけを覗かせるあいり。
困った様な表情で一向に出て来ないあいりにピンと来た撥春は手招きする。
「俺しかいないんだから」
唇を尖らせて、意を決して出てきたあいりは撥春サイズのシャツを一枚羽織っただけだった。
丁度お尻が見え隠れする丈のそれ。
「着替えは?」
置いた筈の場所にカバンがない。
「さぁ?」
すっとぼける撥春に、裾を引っ張りながらキョロキョロと辺りを探す。
「俺の事満足させたいんだよね?」
ソファーの陰を探しているあいりの背後から抱き竦める。
「っ!そ、れは…昨夜…」
「昨夜だけで終わり?」
朝の日差しが射し込む明るい部屋で頬を寄せられる。
撥春の姿と共に昨日身につけていた筈の下着に至るまでが何処にも見当たら無かった。
あったのは一枚のシャツ。
「おはよ」
ガチャとドアが開く音に振り向く撥春。
ドアからは顔だけを覗かせるあいり。
困った様な表情で一向に出て来ないあいりにピンと来た撥春は手招きする。
「俺しかいないんだから」
唇を尖らせて、意を決して出てきたあいりは撥春サイズのシャツを一枚羽織っただけだった。
丁度お尻が見え隠れする丈のそれ。
「着替えは?」
置いた筈の場所にカバンがない。
「さぁ?」
すっとぼける撥春に、裾を引っ張りながらキョロキョロと辺りを探す。
「俺の事満足させたいんだよね?」
ソファーの陰を探しているあいりの背後から抱き竦める。
「っ!そ、れは…昨夜…」
「昨夜だけで終わり?」
朝の日差しが射し込む明るい部屋で頬を寄せられる。