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秘蜜に濡れて
第10章 suger&spice
コピー機の前で50部の資料が出来上がるのを見つめる。
「お疲れ」
圭吾が目の前にミルクティーを差し出す。
「お疲れ様です」
「それ終わったら上がれるのか?」
「あと入力が、キリが良いとこまで終わらせたいんです」
「明日の女子会の為か」
頷くあいり。
明日の金曜日は久しぶりのニコル、里美との女子会。
しかもそこには律と律の友人もやって来る。
「あの案件以来、仲良くなり過ぎじゃね?」
「そうかな?」
席に着く圭吾を追うように資料を手に取る。
「明日の会議、2時からに変更ありました」
「了解」
パソコンに向かう前に机に置いてあったスマホを開く。
''明日の夜、会いたい''
短くストレートな一言メール。
「明日…」
あいりは隠さずニコルや律との女子会を報告した。
''終わる頃メールして?迎えに行く、ツアーに出る前に会いたい''
来週の木曜日にはツアーに出てしまう撥春。
「お疲れ」
圭吾が目の前にミルクティーを差し出す。
「お疲れ様です」
「それ終わったら上がれるのか?」
「あと入力が、キリが良いとこまで終わらせたいんです」
「明日の女子会の為か」
頷くあいり。
明日の金曜日は久しぶりのニコル、里美との女子会。
しかもそこには律と律の友人もやって来る。
「あの案件以来、仲良くなり過ぎじゃね?」
「そうかな?」
席に着く圭吾を追うように資料を手に取る。
「明日の会議、2時からに変更ありました」
「了解」
パソコンに向かう前に机に置いてあったスマホを開く。
''明日の夜、会いたい''
短くストレートな一言メール。
「明日…」
あいりは隠さずニコルや律との女子会を報告した。
''終わる頃メールして?迎えに行く、ツアーに出る前に会いたい''
来週の木曜日にはツアーに出てしまう撥春。