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カノジョ
第1章 こんなカノジョ
 
「ングッ…ングッ……んふうぅっ………」

 影人に言われるよりも早かった。

 仁王立ちになった影人のズボンを下ろせば、昨夜も今までも何度と真希を啼かせてきたモノが露わになった。

 既に青筋を浮かべて熱り勃ったモノ。

 影人の下腹部に亀頭が当たりそうな程に反り返ったモノを前に、イヤらしいスイッチを入れられた真希が我慢出来る筈もなかった。

 躊躇う事もない。

 折り曲げた両脚を肩幅以上に開いて屈みながら、根元を指先で掴む。

 そこから感じる熱さと固さ。

 見慣れたモノなのに、その逞しさにズキズキと子宮の疼きが強まる。

 舌を伸ばせば、更に逞しさを感じる。

 イヤらしいスイッチを入れられた肉欲の波に抗えない。

 鈴口から滲み出る汁の苦みにも脳が蕩けてクラクラとしてくる。

「っく……。やっぱ、真希のフェラ……最高だよ」

 まだ舌先で舐めているだけなのに呻く影人の言葉に悦びを覚えると、真希のイヤらしい本能は大胆さを増していく。

 僅かに残った理性が、此処は盗撮広場だと警鐘を鳴らす。

 それでも、それさえもドキドキする興奮へと変換させる本能が、舌先だけでは物足りないとクチの中にモノを招き入れた。
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