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カノジョ
第7章 こんなカノジョ《再々》
「うわ…女臭さ………」
体操服を脱いだ時に思わず吐き出した言葉。
ブルマを脱いでも、もわーんとオンナの匂いが鼻を突いた。
汗の臭いとは違う匂い。
真希のオンナの匂い。
他の女の娘の匂いは嗅いだことが無いけど、きっとこんな感じ。
と言うか、イヤらしいメスの匂い。
その匂いに気を取られすぎていたのかもしれない。
「…真希……バカじゃ無いの………」
せめてブルマくらいガマンして穿いてれば良かった。
何で一気に脱いじゃったんだろと思っても、後の祭だった。
相も変わらず、短いスカートの下はノーパン。
気にしたら気にするほどスースーする。
Tバックの紐パン。
スケスケ紐パン。
いつも穿いている股布が小さいショーツ。
小さくても、無いよりあった方がマシだったと痛感した。
自分で自分を馬鹿だと言えるくらい痛感。
でも、今言った所で、今更ブルマを穿くわけにもいかなかった。
と言うか、穿いても仕方なかった。