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カノジョ
第7章 こんなカノジョ《再々》
 
 何て想像を膨らませて興奮していた。

 何も無く帰宅。

 無くて良かったと言えば良かった。

 しかし、その反面、何処か物足りなさも感じる。

「…真希…重症…?」

 一日中イヤらしい事を考えて終わった気がする。

 と言うか、イヤらしい事しか考えて無かった。

 今なら、男子がえっちな話題で盛り上がるのも分からなくも無い気がする。

 えっちな事ばっか考えてて、真希も重症のような気がする。

 影人に無茶苦茶に犯されたい衝動が芽生えてる。

 今なら、どんな要求にも応えられそう。

 SMでもスカトロでも出来そうな気がする。

「……スカトロは……ムリかも………」

 やっぱ、ムリ。

 排泄してるトコとか見せたくないし、見たくも無い。

 何より、女の娘は排泄しない生き物。

 と、思わせたい。

「…うっ…?」

 何て思っていたからかもしれない。

 神様から真希に試練が与えられたのかもしれない。
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