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カノジョ
第2章 あんなカノジョ
椅子に座る男とパチンコ台の間にカラダを伸ばして処理する杏子。
男勝りの口調とは異なる、オンナを全面に押し出した姿。
そのギャップが男性客からのウケを良くし、また、客を多く集めていた。
薄いチューブトップに包まれた撓わな胸や、伸ばしたカラダに因ってずり上がったマイクロミニから伸びる脚へと男の視線が突き刺さる。
「全く…ホントならキレてるところなんだけどねぇ」
「ははっ…だから、悪いってぇ」
何処かの企業のお偉いさんだという男の言葉にも、視られる刺激にカラダを火照らせながら苦笑する杏子。
口では謝罪を吐き出しても、チューブトップの裾や胸元が気になる。
…こんな間近で…おっぱい…視られて……
露わになっている深い谷間の、殆ど剥き出しに近い胸を視られている事に感情が昂ぶっていく。
小麦色の肌がしっとりと潤いを増していく。
「でもなぁ……これで三回目なんだよなぁ」
胸元や腹、脚を晒け出して居る杏子に、ニヤニヤと笑みを浮かべた男の言葉が追い打ちをかけた。
「そ、そう…なの………か…?」