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カノジョ
第3章 そんなカノジョ
「やっぱり気持ちいいわねぇ」
「…いつの間に…こんな…」
満面の笑みを見せる恭子に、困惑するケイ。
恭子に対する葛藤を抱えた儘、半ば無意識に歩みを続けていれば、辿り着いたのは綺麗な水が流れる小川であった。
「今日も暑いからぁ、水が冷たくて気持ちいいわよぉ」
両手に洗った野菜を持って微笑む恭子。
大人の色気が混ざる美貌と、体にピタッと張り付いたタンクトップの大きな盛り上がりにケイは目を奪われ続けていた。
…あんなデカいのに…
…やっぱ…ノーブラ…だよな……
薄い生地をプクッと持ち上げている突起。
明らかに乳首だと分かる光景に、ケイの股間はズボンを盛り上げていた。
「ほらぁ。昔みたいにケイくんもぉ……あらぁっ!?」
落ちた野菜を洗い終えて、満足げだった恭子。
ケイも水の中へと誘おうと歩み出した時だった。
「ちょっ、きょ、恭子姉っ!?」
ケイが慌てたのも束の間。
間が抜けた声と共に、恭子は派手に水飛沫を上げて転んだのだった。
「あらぁ。こんなになっちゃったぁ」
舌をペロッと出して自らの失態を恥じる恭子だったが、ケイの視線は更に釘付けになるのだった。
…わざと? わざとなんじゃないのか?
…あんな姿俺に見せて……
…絶対誘ってるだろーっ