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きみに鎖を
第4章 ーーーー
硬さが増した胸の頂を唇で挟み込む。右手は下着の中に滑り込ませ、中指を蜜壺の中に差し入れ天井を優しく撫でさすった。レナの呼吸が荒くなり、時折上ずった甘い声が漏れる。ここ数日聞き続けてもなお、飽きることのない、もっとと求めたくなる声だ。
「....うぁ、あ....はっ..........あっ」
「気持ちいいな....。....レナ?」
ふと顔を上げて、その表情をみて...ユウトは手を止めた。
レナはいつだって自分を見ていた。慣れない快感に戸惑い、恥じらい、抵抗し、耽り。色々な感情があった。クルクルと変わる表情が好きで、それを楽しんでいた。
なのに今のレナはどうだ。
感情が見えない。瞳がユウトを写していない。体は色に染まっているのに、彼女の感情が宙に浮いているようで。