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君に恋していいかな?
第2章 無情にも
さおりが会社に来なくなってはや半年

みなさおりの事は忘れかけていた

ドアが開き
罰悪そうに

「鮫島部長…」
顔上げず
「なんだ?鹿野倉」
「私がわかるんですか?顔みずに…」
「か 鹿野倉…」
「半年 親を説得してました、その結果親子の縁を切られ…また働く事になり…よろしくお願いします」

自分の席に座ると…
「今どこに住んでいるの」
「風呂なしのアパート、お金もクレジットカードも取られたから仕方なし…」

「今日から…バリバリ頑張るぞ」

「さおり、部長さんに相談したら?」

「何故に?襲って来ようとした上司に?それこそ危ない」
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