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第2章 無情にも

毎日黙々と残業
帰ろうに帰れない部長

「気にしないで、お帰りください」

「気にしなくていいと言われて…はいそうですかと帰れないから…早く終わらせてくれないか？」
「何故部長に合わせなければいけないんでしょうか？」

「それはな、私が鹿野倉と食事したいからさ…」
「食事だけで部長がすむわけがない…何人食事で食って来た？」

指折り数えているさおり
「そういうなよ…僕は純粋に鹿野倉と食事を…」
「遠慮しておきます」