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君に恋していいかな?
第5章 いよいよ、鮫島部長は
いよいよ、鮫島部長は
海外赴任へ行ってしまう
さおりは、悲しくて悲しくて悲しくて毎日泣き通し…

「鮫島部長…さおりを
慰めて、仕事にならない」

「鹿野倉…ちょっと」
「お前が泣いたら、みな仕事にならない どうしたら泣きやむのか?」
「私にもわからない 何故涙が出るのか?明日から壮介さんがいなくなるて思ったら…」酷く涙が溢れて来た…

これでは仕事にならないと…数時間有給を取り
自宅に連れ帰った

「さおりは明日からここで暮らして欲しい…そして僕の帰りを待ってくれ」
そういうと
唇を重ね 惜しむかのように…
「この続きは、帰国した後にゆっくりと時間かけていいかい?」

さおりを胸に引き寄せ
抱きしめた…これが愛しいと言う事か?

こんな僕にでもついて来てくれる女がいたのはまたとない事だ

こいつを大事にしないと代償は計り知れない

「さおり、僕を好きでいてくれ」

さおりは頷いた

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