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第5章 いよいよ、鮫島部長は

有給時間も終わり
会社に戻り後わずかで
退社する事になる

「鮫島部長…これから
夫婦漫才見れなくなると思うと寂しくなりますがあちらでもきっと変わらないんだと…これ課のみんなから餞別です
寂しくなったら眺めてくれると嬉しいです」

「ありがとう～みんなのおかげで今まで楽しく仕事も出来有意義に過ごせた事には感謝している
ここに残していく鹿野倉にも…これからも変わりなく接してくれ」

「なんだか…さおりと鮫島部長怪しいね～」

「愛され、愛しいと気づかされたさおりには、これを気に一緒に暮らそうと…打診し受け入れてくれた、僕の海外赴任は、これからのさおりと未来を左右する事、しっかりと務めあげてきます」