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君に恋していいかな?
第6章 初めての夜

「さぁ~次はさおりの番だ、僕を感じて欲しい、こういう事は…したことあるか?」

「何でしょう?」

「あれとあれをああだこうだ…」

説明ができない…
DVDを見せた
初めは…目を閉じてみないようにしていたが、最終的に壮介を質問攻めに…
「んも、ちゃんと答えてよ…」

実践すればいいが
それもきっと質問攻めにするんだろうな~さおりは…

「さおり…もう寝よう、使わない頭脳使って頭痛い」

「おやすみなさい」
さおりはすやすや寝息をたて深い眠りに入った


壮介…ベッドから這い出て ブランデーを注ぎ
一口のみ、ため息をついた。

これは、なんだ?
何にも知らないのもほどがある、手を伸ばせば
さわれるがそれすらためらう事は…壮介ごとき
何しているんだ?

今までのように女が泣こうがわめこうがお構いなしにしていた事は…なんだったんだろ?

さおりは硝子のように扱わないと…

コップに入ったブランデーを一気に飲み干し
さおりの横に…寝付いた
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