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鍵の音
第1章 希望は鳴る
「しないの?」

 Tシャツを被ったところで、再度尋ねてみた。
 龍がため息混じりに煙草に火を着けたからだ。

「できるわけない」
「お金、払ったんでしょ」
「先輩がしつこいから・・・・仕方ないだろ。そんな青白い顔で、ぐったりしててさ。勃つほうがどうかしてる」

 兄貴はいつも龍を小心者、ビビリ、ヘタレ。
 そう呼んでる。
 ガキの頃からずっとだ。
 ランドセル背負ったコ汚い服装の龍が、県営の、この団地に、ギリのオトーサンと男好きのオカーサンと3人で引っ越してきた、あの頃から。
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