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Love adventure
第32章 初めての夜
部屋から出ていこうとした時、ほなみが声を震わせて何か小さく呟いたが、聞こえない振りをしてドアを閉じた。
シャワーを浴び、さっき抱いたほなみの身体を思い浮かべながら、俺は、自分の欲望を解き放った。
一度だけでなく、幾度も繰り返し、自分を慰めた。
尽きる事のない猛りに翻弄された。
あのまま側にいたら、朝まで彼女を突き上げていたかもしれない。
――酷い事をしてしまった――
ほなみの方から踏み込んで来たのに俺は、「好きだ」とも言わず、強引に犯した上、恐がって側にいて欲しいと縋る彼女を冷たくあしらった――
「今度こそ……本当に嫌われたな……」
やり直せるものならやり直したかった。
何故こんなにも自分は上手くやれないのだろう。
シャワーを浴び、さっき抱いたほなみの身体を思い浮かべながら、俺は、自分の欲望を解き放った。
一度だけでなく、幾度も繰り返し、自分を慰めた。
尽きる事のない猛りに翻弄された。
あのまま側にいたら、朝まで彼女を突き上げていたかもしれない。
――酷い事をしてしまった――
ほなみの方から踏み込んで来たのに俺は、「好きだ」とも言わず、強引に犯した上、恐がって側にいて欲しいと縋る彼女を冷たくあしらった――
「今度こそ……本当に嫌われたな……」
やり直せるものならやり直したかった。
何故こんなにも自分は上手くやれないのだろう。