この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Love adventure
第32章 初めての夜
ほなみが小さく呟いた言葉が頭の中でこだました。
『――私を好きじゃないから……こんな風にするの?――』
――違う!
好きで、好きでたまらないんだ――!
そう口に出してしまったら、今度こそ自分にブレーキをかける事が出来ないだろう。
ほなみが息絶えるまでその身体を攻めてしまうかも知れない。
先程ほなみを貫いた時、とても苦しそうにしていたのに、抱く事をやめられなかった。
ほなみがもしあの行為で死んでしまうとしても俺は続けていたかも知れない。
自分が恐ろしかった。
(もう出来る限り、ほなみには触れないでおこう)
熱いシャワーを顔に受け瞼を閉じて、俺は自分に言い聞かせた――
『――私を好きじゃないから……こんな風にするの?――』
――違う!
好きで、好きでたまらないんだ――!
そう口に出してしまったら、今度こそ自分にブレーキをかける事が出来ないだろう。
ほなみが息絶えるまでその身体を攻めてしまうかも知れない。
先程ほなみを貫いた時、とても苦しそうにしていたのに、抱く事をやめられなかった。
ほなみがもしあの行為で死んでしまうとしても俺は続けていたかも知れない。
自分が恐ろしかった。
(もう出来る限り、ほなみには触れないでおこう)
熱いシャワーを顔に受け瞼を閉じて、俺は自分に言い聞かせた――