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Love adventure
第3章 不思議な疼き
おそらく10代の年齢層が半分以上だろうか。
女の子たちが声を弾ませて楽しげにはしゃいでいる。
「西君カッコイイー!」
「目が合ったら失神しちゃうー!」
こういう場において他の客を気にした事はなかったのだが、今日はなぜか気になって仕方がない。
若いカップルの姿もちらほらある。
自分たちより年上の人たちはあまりいないようだった。
「私は根本君にチョコをあげるんだ!根本君がドラムたたいてる時の顔、スッゴくカッコイイ!」
「私は断然西君だよ?!私もチョコ持ってきちゃった!ラブレターも書いてきちゃった!」
後ろの方からそんなやり取りが聞こえ、耳の神経がその話し声に集中する。
女の子たちが声を弾ませて楽しげにはしゃいでいる。
「西君カッコイイー!」
「目が合ったら失神しちゃうー!」
こういう場において他の客を気にした事はなかったのだが、今日はなぜか気になって仕方がない。
若いカップルの姿もちらほらある。
自分たちより年上の人たちはあまりいないようだった。
「私は根本君にチョコをあげるんだ!根本君がドラムたたいてる時の顔、スッゴくカッコイイ!」
「私は断然西君だよ?!私もチョコ持ってきちゃった!ラブレターも書いてきちゃった!」
後ろの方からそんなやり取りが聞こえ、耳の神経がその話し声に集中する。