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Love adventure
第38章 星の瞬きよりも ①
「あっ……ダメ」 

 倒された途端、啄むようなキスを頬や耳に沢山される。

「ほなみが一番綺麗な姿……俺は知ってる」
「……西く」
「今……見たい」
「――っ」

 長い指が優雅な動きで、エプロンの腰のリボンを解いた。

「だ……だめ……こんなところで」
「あぐりちゃん、寝に戻っただろ?大丈夫だよ」

 西本はニコニコしてエプロンを楽しそうに脱がして放った。

「もうっ!西君のエッチ!」

 頬を熱くしながら咎めると、彼は鈴を転がすような声で笑った。

「……それ何だか新鮮な響きだな?……ふふ」
「あんっ!ダメ」

 手がスカートの中へ入ってくる。

「……エッチだからじゃなくてさ。ほなみが好きで仕方ないから……こうなるんだよ」
「西く……ん」

 彼はほなみの頬を両手で挟むと、顔を近付けて来た。
 サラサラッと前髪が額にかかる。

「――っ!」

 思わず目を閉じたその時。
 ピンポーン……
 インターホンが鳴った。

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