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Love adventure
第41章 Love meeting ①
**
「皆さんお待たせ致しました――!さあ食べよ――!」
あぐりは元気良くリビングに入って来たが、その隣で野村が顎を押さえ、神妙な表情をしている。
リビングではクレッシェンドメンバーと綾波、ほなみが勢揃いでパソコンを囲みながら皆真剣に話し合っている最中だった。
「お帰りなさい!あぐりちゃん、おつかい頼んでゴメンね?て、野村!
お前、あぐりちゃんに荷物持たせたりしてーー!ダメじゃんか!」
亮介がいち早く立ち上がると紙袋を受け取り、野村を咎める。
「……ちょっと突発的な事故に遭ってね……」
顎を押さえる野村を見て、ほなみが救急箱を持って飛んできた。
「腫れてる?あぐり、冷やしてあげて」
「何で私がっ?」
「あぐり、頼むよ」
野村が二ヤニヤしながら顎を突き出すと、あぐりは赤くなりながら冷やしたタオルを当てる。
「随分と仲良くなったもんだな」
綾波がパソコンから目を離して言うと、あぐりは思わず野村の背中に隠れた。
「ふん。びくつかなくても取って食ったりしないから安心しろ」
「綾ちゃん、あぐりちゃんに何したのさ!?」
亮介が目を剥いた。
「別に……ちょっと脅かしただけだ」
「何で脅かすんだよ!イミフ――!綾ちゃんはたまに冗談が過ぎるよ!」
綾波の隣に座る三広が口を尖らせる。
「皆さんお待たせ致しました――!さあ食べよ――!」
あぐりは元気良くリビングに入って来たが、その隣で野村が顎を押さえ、神妙な表情をしている。
リビングではクレッシェンドメンバーと綾波、ほなみが勢揃いでパソコンを囲みながら皆真剣に話し合っている最中だった。
「お帰りなさい!あぐりちゃん、おつかい頼んでゴメンね?て、野村!
お前、あぐりちゃんに荷物持たせたりしてーー!ダメじゃんか!」
亮介がいち早く立ち上がると紙袋を受け取り、野村を咎める。
「……ちょっと突発的な事故に遭ってね……」
顎を押さえる野村を見て、ほなみが救急箱を持って飛んできた。
「腫れてる?あぐり、冷やしてあげて」
「何で私がっ?」
「あぐり、頼むよ」
野村が二ヤニヤしながら顎を突き出すと、あぐりは赤くなりながら冷やしたタオルを当てる。
「随分と仲良くなったもんだな」
綾波がパソコンから目を離して言うと、あぐりは思わず野村の背中に隠れた。
「ふん。びくつかなくても取って食ったりしないから安心しろ」
「綾ちゃん、あぐりちゃんに何したのさ!?」
亮介が目を剥いた。
「別に……ちょっと脅かしただけだ」
「何で脅かすんだよ!イミフ――!綾ちゃんはたまに冗談が過ぎるよ!」
綾波の隣に座る三広が口を尖らせる。