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Love adventure
第43章 Love meeting ③
「……そんなにオファーが来てるの?」
三広が大きな目をさらに見開き、それはまるでビー玉にも見えた。
「ああ。服飾ブランドからもな」
「ひえ――!」
「まあ、それもこれも、ほなみちゃんのおかげじゃん!ほなみちゃんが居なければ、こんなの無かったでしょ?」
空気を変えようと、亮介が明るい声を出した。
「まあ……そうかもな」
「そうだろ綾ちゃん!だったら、ほなみちゃんの事も!あぐりちゃんの事も守ってあげなくちゃ!
皆で考えれば何か良い案があるって!ねっ?」
亮介は綾波の背中をバシバシ叩き、綾波はむせながら、サングラスを指で治した。
「……まあ今日はその事も考える為に来た訳だが――肝心のあいつらが居なければ作戦会議も出来ないな」
一瞬しん、となると又隣の部屋から声が聞こえて来た。
カタカタカタカタ
地震のように振動している。
『……やだっ……皆に聞こえちゃう……』
『聞かせればいい……!俺が……こんなにほなみを好きなんだって……綾波に……わからせてやる……』
『あっ……あっ……ダメえっそんな風にしたらダメ――!』
『ほなみ……っ……スゲエよっ……こんなっ……うっ』
『――ああっ……西君っ……』
ぶしゅーっと三広の鼻から鮮血が溢れた。
「わあああ血がっ血があっ」
自分の血に驚き騒ぐ三広の鼻を、亮介がタオルで押さえた。
三広が大きな目をさらに見開き、それはまるでビー玉にも見えた。
「ああ。服飾ブランドからもな」
「ひえ――!」
「まあ、それもこれも、ほなみちゃんのおかげじゃん!ほなみちゃんが居なければ、こんなの無かったでしょ?」
空気を変えようと、亮介が明るい声を出した。
「まあ……そうかもな」
「そうだろ綾ちゃん!だったら、ほなみちゃんの事も!あぐりちゃんの事も守ってあげなくちゃ!
皆で考えれば何か良い案があるって!ねっ?」
亮介は綾波の背中をバシバシ叩き、綾波はむせながら、サングラスを指で治した。
「……まあ今日はその事も考える為に来た訳だが――肝心のあいつらが居なければ作戦会議も出来ないな」
一瞬しん、となると又隣の部屋から声が聞こえて来た。
カタカタカタカタ
地震のように振動している。
『……やだっ……皆に聞こえちゃう……』
『聞かせればいい……!俺が……こんなにほなみを好きなんだって……綾波に……わからせてやる……』
『あっ……あっ……ダメえっそんな風にしたらダメ――!』
『ほなみ……っ……スゲエよっ……こんなっ……うっ』
『――ああっ……西君っ……』
ぶしゅーっと三広の鼻から鮮血が溢れた。
「わあああ血がっ血があっ」
自分の血に驚き騒ぐ三広の鼻を、亮介がタオルで押さえた。