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Love adventure
第44章 焼けるように愛しい
「……私……上手く演じて智也を騙す決心をしたの……
でも、自信が無くなって来た……」
「うう――ん、あんたには、それはちょい難しいかもね。
敵はあのスーパー冷血冷徹智也だしさ」
「……冷血……」
「青い血が流れててさ、死ぬときは戦隊ヒーロー物に登場する怪人みたいに
『ザザーーッ』て砂に変わりそうじゃない?」
「ぷっ!酷い……あはは」
「まあ、そんな冷血怪人のあいつも、ほなみの事は本気で惚れてると思うよ。
だから心配だね……」
「私……智也にはもう抱かれたくない」
「ぶぐへっ」
あぐりはスコーンを詰まらせた。
「気持ちを偽ったまま智也と暮らしていけない……」
あぐりは、珈琲でスコーンを流し込む。
「ゲホ……しかし、どうするよ色々……」
「うん……」
♪Do!するDo!する
明日が 待ってるのさ
君の Answer
Do!するDo!する♪
「うわああビックリした」
MAXのボリュームでスマホからBEATSのラップ調の着メロが鳴った。画面を見てあぐりの顔が青くなる。
「……智也から国際電話……」
ほなみは目を見開き口を両手で押さえた。
でも、自信が無くなって来た……」
「うう――ん、あんたには、それはちょい難しいかもね。
敵はあのスーパー冷血冷徹智也だしさ」
「……冷血……」
「青い血が流れててさ、死ぬときは戦隊ヒーロー物に登場する怪人みたいに
『ザザーーッ』て砂に変わりそうじゃない?」
「ぷっ!酷い……あはは」
「まあ、そんな冷血怪人のあいつも、ほなみの事は本気で惚れてると思うよ。
だから心配だね……」
「私……智也にはもう抱かれたくない」
「ぶぐへっ」
あぐりはスコーンを詰まらせた。
「気持ちを偽ったまま智也と暮らしていけない……」
あぐりは、珈琲でスコーンを流し込む。
「ゲホ……しかし、どうするよ色々……」
「うん……」
♪Do!するDo!する
明日が 待ってるのさ
君の Answer
Do!するDo!する♪
「うわああビックリした」
MAXのボリュームでスマホからBEATSのラップ調の着メロが鳴った。画面を見てあぐりの顔が青くなる。
「……智也から国際電話……」
ほなみは目を見開き口を両手で押さえた。