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Love adventure
第49章 危険なknight
通り魔的に被害に遭ったのか、智也の差し向けた刺客なのか、はたまた全く違う要因でこうなったのかどうか、推測は出来ても確証もなかった。
ほなみには、夫の差し金かも知れない事は話してはいない。
三広は靴を履きながら表情を曇らせた。
「本当に良かった。綾ちゃんが無事で……でも、怖いね……ハッキリしなくて」
「ふん。俺も油断したな……次はこういう訳にはいかん。返り討ちにしてやるさ」
「もうっ!危ない事は止して欲しいよ」
「三広……お前、俺が居なくなってももう大丈夫だろ?」
綾波の言葉に、三広は目を剥いた。
「何言ってんのさ?」
「女が怖いはずのお前が、ほなみに対しては欲情するわけだからな……
そろそろ、過去から踏み出す時期だろう。俺にくっついてたら本物のゲイになるぞ」
耳まで紅くして三広は怒鳴る。
「ちょっ……欲情だとか止めろよ!ほなみちゃんは好きだけど……そういうんじゃない……お姉さんみたいな……風に勝手に俺が思ってるだけだよ」
「ふ――ん。姉と弟の禁断の関係みたいなシチュエーションでもあるわけだな」
ニヤニヤする綾波の胸を三広はポカポカ殴った。
「だ――か――ら!止めろよ!そういうの!」
ほなみには、夫の差し金かも知れない事は話してはいない。
三広は靴を履きながら表情を曇らせた。
「本当に良かった。綾ちゃんが無事で……でも、怖いね……ハッキリしなくて」
「ふん。俺も油断したな……次はこういう訳にはいかん。返り討ちにしてやるさ」
「もうっ!危ない事は止して欲しいよ」
「三広……お前、俺が居なくなってももう大丈夫だろ?」
綾波の言葉に、三広は目を剥いた。
「何言ってんのさ?」
「女が怖いはずのお前が、ほなみに対しては欲情するわけだからな……
そろそろ、過去から踏み出す時期だろう。俺にくっついてたら本物のゲイになるぞ」
耳まで紅くして三広は怒鳴る。
「ちょっ……欲情だとか止めろよ!ほなみちゃんは好きだけど……そういうんじゃない……お姉さんみたいな……風に勝手に俺が思ってるだけだよ」
「ふ――ん。姉と弟の禁断の関係みたいなシチュエーションでもあるわけだな」
ニヤニヤする綾波の胸を三広はポカポカ殴った。
「だ――か――ら!止めろよ!そういうの!」