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Love adventure
第49章 危険なknight
「今だってそうだ……お前は祐樹以外の男に無駄に構い過ぎる。
俺が祐樹に似ているから放置出来ないってだけだろう?」
「そんな……酷い!そんな事ありません!」
ほなみは怒った様に言い返す。
そのひた向きな響きと、眉を寄せた彼女の表情に魅せられるのを止められない。
綾波が立ち上がると、ほなみも立ち上がり後ずさるが、彼への真っすぐな眼差しはそのままだ。
睫毛を微かに震わせるその瞳は、綾波の全身を甘く麻痺させた。
「そんな事がないなら……何だ?」
低い声で問いながらじりじりと近付くと、ほなみはつまづき尻餅をつく。そこへすかさず綾波が覆い被さった。
床に倒されたほなみは、目を見張る。
「……止め……」
彼女が小さく叫ぶが綾波が指でその唇をつまむ。
「この口は、思わせ振りだな」
「――?」
「ダメとか言いながら、祐樹に好きなようにヤらせてるんだろう?」
ほなみは真っ赤になり、綾波を睨むが、それが余計に彼を煽ることになる。
「そう言えば、お前にまだ話をしてなかったな……」
「え?」
「俺が祐樹の義理の兄弟って話だ……」
身体の上に乗ったまま低い声で言うと、ほなみは息を呑んだ。
倒れた時に巻くれあがったスカートから太股が悩ましく覗いている。 綾波の大きな手がその脚を撫で始めると、ほなみの顔が歪む。
「やめ……止めて」
俺が祐樹に似ているから放置出来ないってだけだろう?」
「そんな……酷い!そんな事ありません!」
ほなみは怒った様に言い返す。
そのひた向きな響きと、眉を寄せた彼女の表情に魅せられるのを止められない。
綾波が立ち上がると、ほなみも立ち上がり後ずさるが、彼への真っすぐな眼差しはそのままだ。
睫毛を微かに震わせるその瞳は、綾波の全身を甘く麻痺させた。
「そんな事がないなら……何だ?」
低い声で問いながらじりじりと近付くと、ほなみはつまづき尻餅をつく。そこへすかさず綾波が覆い被さった。
床に倒されたほなみは、目を見張る。
「……止め……」
彼女が小さく叫ぶが綾波が指でその唇をつまむ。
「この口は、思わせ振りだな」
「――?」
「ダメとか言いながら、祐樹に好きなようにヤらせてるんだろう?」
ほなみは真っ赤になり、綾波を睨むが、それが余計に彼を煽ることになる。
「そう言えば、お前にまだ話をしてなかったな……」
「え?」
「俺が祐樹の義理の兄弟って話だ……」
身体の上に乗ったまま低い声で言うと、ほなみは息を呑んだ。
倒れた時に巻くれあがったスカートから太股が悩ましく覗いている。 綾波の大きな手がその脚を撫で始めると、ほなみの顔が歪む。
「やめ……止めて」