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Love adventure
第49章  危険なknight
「俺は小学生の時に交通遺児になった……」

 手のひらをゆっくりと、太股の上で動かしながら打ち明けると、ほなみの目に輝きが帯びる。

「交通遺児……て私と同……あっ」

 巧みな指の動きで思わず感じたのか甘い声を漏らすほなみに、一瞬綾波は口元を僅かに緩ませた。

「聞きたいか……続きを」
「はい……でも……お願いです……離して下さ……っんっ!」

 綾波は唇を白い首筋に落とし低く笑った。

「智也に会った時に奴から逃れる練習だと思え……嫌なら必死に抵抗してみろ」
「そんな……っ」

 スカートを更に捲り上げ、つつ、と指を上に移動しながら愛撫する。
 必死に身をよじる姿を楽しみながら綾波は話を続けた。

「身寄りが無くて施設に居た俺を引き取ったのが祐樹の両親だ……
 祐樹の母親は兄弟を欲しがっていたからな」

 綾波の手から逃れようとするほなみだが、話は聞き逃すまいとしている。非力ながら必死に抵抗する姿が可愛くて堪らなくなり、押さえる力を更に強めた。

「俺を引き取った理由はな……俺が祐樹に似ていたからさ……」
「……は、はい……良く似てらっしゃいます……あっ……!いやっ……」

 綾波は、猛った下半身をパジャマの上からほなみの腰に押し付ける。

「ーーくっ」 驚かすだけのつもりだったのに、快感に思わず身体を震わせてしまった。

「綾波さ……ダメですっ」

 涙を溜めた目が綾波を更に熱くさせ、もう一度猛りを強く腰に押し付ける。

「い……やあっ……」

 甘く乱れ、涙で目を潤ますほなみを見て、綾波の胸も乱れた。

「ほなみ……」

 頬を両手で挟み、狂おしく口付けると、ほなみは必死に両手で胸を押すが何の抵抗にもならず綾波の思うままに唇を吸われた。

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