この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Love adventure
第50章  貴方で満たして
**

 ラジオ局の受付で綾波の名刺を見せると、すんなり中へ入れて貰えた。
 
 スタッフに案内され辿り着いた部屋では、ガラス越しの向こうで西本がヘッドホンを被り、収録の真っ最中だった。
 スタッフに御礼を言い、彼を離れた所から見つめる。
 パーソナリティーの女性DJと軽妙なやり取りをしているが、集中して居るせいかほなみには全く気が付いて居ない。
 来るとは思っていないのだから当然だが、その事がとても苦しくて悲しかった。

『それでは最後にこの曲を送りたいと思います。クレッシェンドで“ほうき星に乗って”』
『今日は、西本祐樹さんがゲストでした。ありがとうございました――!』

 軽やかでポップな前奏が流れ始め、西本はヘッドホンを外して女性DJに挨拶している。
 何やら談笑していたが、ふとこちらを振り返るとほなみに気付き、その目を大きく見開いた。



/814ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ