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Love adventure
第55章 バースデーパーティー

「やっと黙ったか」
西本は涼しい表情で鼻を鳴らした。
三広と亮介は固まったまま遠い目をしている。
周囲に「ビュー」と木枯らしが吹いているような雰囲気だ。
あぐりと野村は隣同士で座っているが、ひと言も喋っていない。
あぐりは手鏡をのぞき、マスカラの点検に余念がない。
野村は難しい顔をして何か考え事をしているのだろうか。
先程のピリピリした空気を思い出し、ほなみは西本に抱き寄せられながらも不安で、甘い気持ちに酔えなかった。
西本は涼しい表情で鼻を鳴らした。
三広と亮介は固まったまま遠い目をしている。
周囲に「ビュー」と木枯らしが吹いているような雰囲気だ。
あぐりと野村は隣同士で座っているが、ひと言も喋っていない。
あぐりは手鏡をのぞき、マスカラの点検に余念がない。
野村は難しい顔をして何か考え事をしているのだろうか。
先程のピリピリした空気を思い出し、ほなみは西本に抱き寄せられながらも不安で、甘い気持ちに酔えなかった。

