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Love adventure
第56章 あの夜の君を抱いて

気持ちの整理を付ける事が出来ぬまま、追い討ちを掛けるように電話で聞いてしまったふたりの情交の声。
絡み付くように甘いほなみの声が、鼓膜に焼き付いて離れない。
どんな体勢で組み敷かれ、口付けをされ、どんな風にその蕾を濡らしているのか――
今まで生きてきた中で最大級の嫉妬にもがきながら、全身が激しく欲情してしまった。
他の男に突かれて身体を火照らせ声をあげるほなみを思い浮かべ、猛るなど――!
智也は、思わず唇をギリッと噛み締めていた。
絡み付くように甘いほなみの声が、鼓膜に焼き付いて離れない。
どんな体勢で組み敷かれ、口付けをされ、どんな風にその蕾を濡らしているのか――
今まで生きてきた中で最大級の嫉妬にもがきながら、全身が激しく欲情してしまった。
他の男に突かれて身体を火照らせ声をあげるほなみを思い浮かべ、猛るなど――!
智也は、思わず唇をギリッと噛み締めていた。

