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Love adventure
第56章 あの夜の君を抱いて

「と……もや……っ」
消え入るような声に胸がキュッと痛み、同時に激しい欲望が沸き上がる。
腕の中で大人しく力を抜いたほなみをベッドへ倒し、唇を再び奪いに行く。
ぴくりと身体を反応させ、まるで初めての口づけを受けるような恥じらった表情を見せたほなみに智也は言った。
「ひとりにしてゴメン……もう大丈夫だ」
「ともや……」
これはクスリの副作用なのか演技なのか――
まるで高校生の頃の様な表情を浮かべたほなみの首筋にそっと触れてみると、彼女の唇から甘い溜め息が漏れた。
「……好きだよ……ほなみ」
「……本当……?」
潤んだ目が熱く見つめて来る。
演技ではないと思いたかった。
もし演技でなくても、クスリの作用がほなみを従順にさせているのだろう。
それでも、今は総て忘れて堕ちて行きたかった。
消え入るような声に胸がキュッと痛み、同時に激しい欲望が沸き上がる。
腕の中で大人しく力を抜いたほなみをベッドへ倒し、唇を再び奪いに行く。
ぴくりと身体を反応させ、まるで初めての口づけを受けるような恥じらった表情を見せたほなみに智也は言った。
「ひとりにしてゴメン……もう大丈夫だ」
「ともや……」
これはクスリの副作用なのか演技なのか――
まるで高校生の頃の様な表情を浮かべたほなみの首筋にそっと触れてみると、彼女の唇から甘い溜め息が漏れた。
「……好きだよ……ほなみ」
「……本当……?」
潤んだ目が熱く見つめて来る。
演技ではないと思いたかった。
もし演技でなくても、クスリの作用がほなみを従順にさせているのだろう。
それでも、今は総て忘れて堕ちて行きたかった。

