この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Love adventure
第56章  あの夜の君を抱いて
「と……もや……っ」

 消え入るような声に胸がキュッと痛み、同時に激しい欲望が沸き上がる。
 腕の中で大人しく力を抜いたほなみをベッドへ倒し、唇を再び奪いに行く。
 ぴくりと身体を反応させ、まるで初めての口づけを受けるような恥じらった表情を見せたほなみに智也は言った。

「ひとりにしてゴメン……もう大丈夫だ」
「ともや……」

 これはクスリの副作用なのか演技なのか――
 まるで高校生の頃の様な表情を浮かべたほなみの首筋にそっと触れてみると、彼女の唇から甘い溜め息が漏れた。

「……好きだよ……ほなみ」
「……本当……?」

 潤んだ目が熱く見つめて来る。
 演技ではないと思いたかった。
 もし演技でなくても、クスリの作用がほなみを従順にさせているのだろう。
 それでも、今は総て忘れて堕ちて行きたかった。




/814ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ