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Love adventure
第58章 jealousyの果て

「まだ証拠はないが……このタイミングでは間違いない……
ベッドで……他の男と交わる声を……電話で延々と聞かされた夫が……嫉妬に狂って妻にやる事は何だと思う!」
綾波は西本から手を離し、傍にある電柱に自分の拳を叩きつけた。
拳から血が滲む。
西本は嫌な予感で背筋が凍った。
綾波は更に拳を叩きつけ、唇を歪める。
「もしも俺が智也なら――ほなみを拐って閉じ込め、24時間心も身体も責め続ける……
俺ならそうする……もう二度と逆らえないように、自分から離れられないように、その身体に教え込んでやる――」
「――っ!……ほなみ……っ!
くそっ……」
西本はギリッと歯ぎしりをし、髪をかきむしった。
ベッドで……他の男と交わる声を……電話で延々と聞かされた夫が……嫉妬に狂って妻にやる事は何だと思う!」
綾波は西本から手を離し、傍にある電柱に自分の拳を叩きつけた。
拳から血が滲む。
西本は嫌な予感で背筋が凍った。
綾波は更に拳を叩きつけ、唇を歪める。
「もしも俺が智也なら――ほなみを拐って閉じ込め、24時間心も身体も責め続ける……
俺ならそうする……もう二度と逆らえないように、自分から離れられないように、その身体に教え込んでやる――」
「――っ!……ほなみ……っ!
くそっ……」
西本はギリッと歯ぎしりをし、髪をかきむしった。

