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Love adventure
第59章 奪還作戦

ほなみはピンクの布を身体に纏い、ベッドから降りると、ある違和感に首を傾げた。
「サイズも大丈夫だな」
「はい……て言うか綾波さん……これって……まさか」
ピンクの衣装のシルエットがほなみの身体の特徴をすべて覆い隠し、頭も布で覆われる。
呼吸ができるように小さな穴が鼻のところに空いているが、視界は異様に狭い。
だが、意外と身体にフィットする衣装だ。
そして、不思議なことに、これで身を包むと、妙にテンションが上がる。
「浜田さんがお前の為に作った“はまじろう”ならぬ”はま子”スーツだ」
平然と言う綾波に、ほなみは絶句した。
ーー嵐を呼ぶはまじろう!これは僕が考案したキャラクターなんだよ……
ほなみは、星の王子とクレッシェンドの対バンの後、浜田に聞かされた話を思い出す。 成る程そういう事か、と一瞬納得するが、いやちょっと待って、と自分の奇妙な格好を見て、激しく突っ込みを入れたくなった。
そう言えば、胸元にはローマ字で「HAMAKO」とロゴが入れられている。
そのロゴには薔薇のモチーフもあしらわれているという凝りようだ。
「サイズも大丈夫だな」
「はい……て言うか綾波さん……これって……まさか」
ピンクの衣装のシルエットがほなみの身体の特徴をすべて覆い隠し、頭も布で覆われる。
呼吸ができるように小さな穴が鼻のところに空いているが、視界は異様に狭い。
だが、意外と身体にフィットする衣装だ。
そして、不思議なことに、これで身を包むと、妙にテンションが上がる。
「浜田さんがお前の為に作った“はまじろう”ならぬ”はま子”スーツだ」
平然と言う綾波に、ほなみは絶句した。
ーー嵐を呼ぶはまじろう!これは僕が考案したキャラクターなんだよ……
ほなみは、星の王子とクレッシェンドの対バンの後、浜田に聞かされた話を思い出す。 成る程そういう事か、と一瞬納得するが、いやちょっと待って、と自分の奇妙な格好を見て、激しく突っ込みを入れたくなった。
そう言えば、胸元にはローマ字で「HAMAKO」とロゴが入れられている。
そのロゴには薔薇のモチーフもあしらわれているという凝りようだ。

