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Love adventure
第59章 奪還作戦

ふたりはエレベーターに乗り込んだ。
もういつの間にか時間は6時を過ぎている。
ホテルの客や従業員に見つかってしまうのではないか、とほなみは心配になった。
「浜田さんを呼べ」
「えっ」
まごついていると、綾波がお尻をバーンと叩いてきた。
「きゃあっ」
「尻にスイッチがあると教えただろう?」
「……っ」
綾波を睨んだ時、浜田の声が聞こえてきた。
『はーい!二人とも無事かい?』
「は、はい。今出る所です」
『了解!僕も待機してるからね~!じゃあ後で!』
プッという音の後、通信が切れた。
「あの……中野さんは大丈夫ですか?」
「あれはただの小麦粉だ……
ちょっと眠り薬が混じっているから、今頃お休みになっているだろう……
命がどうこうなる事はない」
ほなみはホッとしたが、五階に差し掛かった所でエレベーターが止まり、ドアが開いて叫びそうになる。
もういつの間にか時間は6時を過ぎている。
ホテルの客や従業員に見つかってしまうのではないか、とほなみは心配になった。
「浜田さんを呼べ」
「えっ」
まごついていると、綾波がお尻をバーンと叩いてきた。
「きゃあっ」
「尻にスイッチがあると教えただろう?」
「……っ」
綾波を睨んだ時、浜田の声が聞こえてきた。
『はーい!二人とも無事かい?』
「は、はい。今出る所です」
『了解!僕も待機してるからね~!じゃあ後で!』
プッという音の後、通信が切れた。
「あの……中野さんは大丈夫ですか?」
「あれはただの小麦粉だ……
ちょっと眠り薬が混じっているから、今頃お休みになっているだろう……
命がどうこうなる事はない」
ほなみはホッとしたが、五階に差し掛かった所でエレベーターが止まり、ドアが開いて叫びそうになる。

