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Love adventure
第61章 ミュージックスタイル

大いに戸惑いながら身支度を調えようとするが、このスーツは背中ボタンだった。
ボタンまで金色という徹底した懲りように感心する。
途中までは嵌められたが、背中の真ん中辺りでつまづいた。
困って、そっとドアを開けて顔を出す。
「あの……綾波さん」
「なんだ」
廊下の壁に凭れている綾波が鋭い目を向け、ほなみはつい身を縮めてしまう。
「背中の……ボタンが……」
ゴニョゴニョ言うほなみに、綾波は盛大に溜め息を吐いた。
中へ入って来てほなみの背中に回り込むと、彼は呆れた声を出した。
「おい……全部かけ違えてるぞ」
「えっ!?」
「どこまでも世話の焼ける女だな」
綾波の長い指がボタンを素早く全部外していく。
背中からお尻の辺りがスースーすると同時に強烈な恥ずかしさが込み上げてきた。
ボタンまで金色という徹底した懲りように感心する。
途中までは嵌められたが、背中の真ん中辺りでつまづいた。
困って、そっとドアを開けて顔を出す。
「あの……綾波さん」
「なんだ」
廊下の壁に凭れている綾波が鋭い目を向け、ほなみはつい身を縮めてしまう。
「背中の……ボタンが……」
ゴニョゴニョ言うほなみに、綾波は盛大に溜め息を吐いた。
中へ入って来てほなみの背中に回り込むと、彼は呆れた声を出した。
「おい……全部かけ違えてるぞ」
「えっ!?」
「どこまでも世話の焼ける女だな」
綾波の長い指がボタンを素早く全部外していく。
背中からお尻の辺りがスースーすると同時に強烈な恥ずかしさが込み上げてきた。

