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Love adventure
第63章 Can't stop
 ほなみがプリンを食べてしまうと、綾波はスポーツドリンクを持ってきた。

「何なら口移しでもいいぞ」

 低く笑ってペットボトルをよこす綾波の顔を恥ずかしくて見れず、顔を逸らす。
 一気に飲んでしまうと、自分がはま子スーツでない事に、今更気付いた。
 いつの間にか新品のパジャマを着ている。
 そして下着まで新品だった。

「――っ」

 口をパクパクさせるほなみに、綾波は咳払いした。

「あの格好のままってわけにはいかないからな……
 ついでに軽く風呂にも入れた」
「――――!!」
「言っておくが……洗っただけだからな」

 ほなみは、真っ赤になりながら奇妙な動きでウンウンと頷くが、彼の手が伸びてきて、思わず身を縮めてしまった。
 綾波は一瞬悲しげな瞳をする。
 次の瞬間、ほなみの目の前が逞しい胸で覆われた。
 石鹸とシャンプーの香りが心地よく、ほなみは思わず身を任せてしまいそうになるが、首筋にキスをされて我にかえり、懸命に胸を押した。



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