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Love adventure
第65章 捕まえて、蕩けさせて

「色々したが……あれもセーフか?」
綾波は妖しく微笑して、ほなみの頬を指で撫でた。
「そっそれは……」
ほなみは真っ赤になり口ごもる。
彼は目をふせてポツリと言った。
「もう、下手にふたりきりにならん方がいいだろうな」
「えっ……」
「お前は、いずれ祐樹の妻になる……」
「――」
「それに……また、うっかり手を出しそうになるかも知れん」
彼がからかう様な声色で言いほなみを見た時、車が急ブレーキを踏んだ。
ほなみは彼にしがみつく格好になる。
「――失礼いたしました」
運転手はさらりと言うと、車を発進させた。
「ごめんなさいっ」
離れようとするが、力強い腕で捕まえられてしまい、ほなみは彼の胸の中に顔を埋めたままで息を止めた。
密着した綾波の身体から、石鹸の上品な薫りが漂いほなみは目眩を覚えてしまう。
「あ……あの……」
綾波は何も言わずにほなみを抱き寄せていた。
綾波は妖しく微笑して、ほなみの頬を指で撫でた。
「そっそれは……」
ほなみは真っ赤になり口ごもる。
彼は目をふせてポツリと言った。
「もう、下手にふたりきりにならん方がいいだろうな」
「えっ……」
「お前は、いずれ祐樹の妻になる……」
「――」
「それに……また、うっかり手を出しそうになるかも知れん」
彼がからかう様な声色で言いほなみを見た時、車が急ブレーキを踏んだ。
ほなみは彼にしがみつく格好になる。
「――失礼いたしました」
運転手はさらりと言うと、車を発進させた。
「ごめんなさいっ」
離れようとするが、力強い腕で捕まえられてしまい、ほなみは彼の胸の中に顔を埋めたままで息を止めた。
密着した綾波の身体から、石鹸の上品な薫りが漂いほなみは目眩を覚えてしまう。
「あ……あの……」
綾波は何も言わずにほなみを抱き寄せていた。

