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Love adventure
第68章 Marry Me③

優しく、なぶる様なその指先の動きは、これから部屋で行われるであろう甘く激しい行為を予感させる。
あぐりの身体がじわりと熱くなった。
「……いや……乱れたあぐりを他の奴には見せたくない」
「――」
「でも……今すぐ欲しい」
稲川がその唇を奪った瞬間エレベーターのドアが開いた。
ふたりは唇を合わせたまま、壁伝いに這うようにして部屋のドアにたどり着く。
彼は腕にあぐりを抱いたまま、もどかしげに鍵を差し込みドアを開けた。
もつれ合いながら靴を脱ぎちらかし、丸いベッドに倒れ込む。
一枚、また一枚とお互いの着ている物を剥ぎ取りながら奪い合うような口づけをした。
あぐりの身体がじわりと熱くなった。
「……いや……乱れたあぐりを他の奴には見せたくない」
「――」
「でも……今すぐ欲しい」
稲川がその唇を奪った瞬間エレベーターのドアが開いた。
ふたりは唇を合わせたまま、壁伝いに這うようにして部屋のドアにたどり着く。
彼は腕にあぐりを抱いたまま、もどかしげに鍵を差し込みドアを開けた。
もつれ合いながら靴を脱ぎちらかし、丸いベッドに倒れ込む。
一枚、また一枚とお互いの着ている物を剥ぎ取りながら奪い合うような口づけをした。

