この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Love adventure
第69章 Marry Me④

「住む部屋も……探さなくちゃな」
「……うん」
「犬が飼える所がいいな……とすると室内犬か……
チワワとトイプードル、どっちがいい?」
「室内なら猫もいいかもね……」
「あ~猫もカワイイなあ……ああ、迷うな……」
とりとめ無くふわふわとした、優しい幸せな語らいは、やがて彼が眠りに落ちるまで続いた。
静かな寝息がしん、とした部屋に響く。
あぐりは、彼の彫りの深い目元やきりっとした眉を、そっと指でなぞった。
ピクリと瞼が痙攣し、薄く目が開いたが、あぐりの顔を見て笑うと、また瞼は閉じられ深い寝息をたて始めた。
「……良く、眠ってね……?私の大好きな……稲川さん……」
あぐりは、彼の頬に柔らかくキスをした。
「……うん」
「犬が飼える所がいいな……とすると室内犬か……
チワワとトイプードル、どっちがいい?」
「室内なら猫もいいかもね……」
「あ~猫もカワイイなあ……ああ、迷うな……」
とりとめ無くふわふわとした、優しい幸せな語らいは、やがて彼が眠りに落ちるまで続いた。
静かな寝息がしん、とした部屋に響く。
あぐりは、彼の彫りの深い目元やきりっとした眉を、そっと指でなぞった。
ピクリと瞼が痙攣し、薄く目が開いたが、あぐりの顔を見て笑うと、また瞼は閉じられ深い寝息をたて始めた。
「……良く、眠ってね……?私の大好きな……稲川さん……」
あぐりは、彼の頬に柔らかくキスをした。

