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Love adventure
第70章 エンゲージ

「……?」
「ん?」
中身を見て固まるほなみを見て、彼は箱の中を覗き込むと、頭を抱えて天井を仰いだ。
「うっわ――!何でだよ!」
ほなみは、箱からそっと取り出してみる。
指環かと予想していたそれは、ネックレスだった。
金色の華奢な鎖が小さく繊細な音を立てて掌に落ちる。
鎖には丸い形の金とプラチナで細工されたアクセサリーが付いていて、キラキラと煌めき美しい。
ただし――その形は……
『はま子』 の形をしていた。
西本はベッドに顔を突っ伏して悶絶していた。
「何で……何でそれなんだよ……
ちゃんと普通に……ダイヤの指環を頼んでおいたのにっ……
浜田さんに頼んだのが間違いだった――っ!」
「……これ、素敵だよ?」
彼は顔を上げ、疑い深い目をした。
「いや……無理しなくていいよ……」
「ううん!本当に可愛いし綺麗で好き!」
「――マジで?」
ほなみは頷いて、背中を向けてねだる。
「……つけて?」
彼の指が、丁寧な手付きでほなみの白い肌をネックレスで飾った。
ほなみを正面に向かせ、西本は微笑んだ。
「ん?」
中身を見て固まるほなみを見て、彼は箱の中を覗き込むと、頭を抱えて天井を仰いだ。
「うっわ――!何でだよ!」
ほなみは、箱からそっと取り出してみる。
指環かと予想していたそれは、ネックレスだった。
金色の華奢な鎖が小さく繊細な音を立てて掌に落ちる。
鎖には丸い形の金とプラチナで細工されたアクセサリーが付いていて、キラキラと煌めき美しい。
ただし――その形は……
『はま子』 の形をしていた。
西本はベッドに顔を突っ伏して悶絶していた。
「何で……何でそれなんだよ……
ちゃんと普通に……ダイヤの指環を頼んでおいたのにっ……
浜田さんに頼んだのが間違いだった――っ!」
「……これ、素敵だよ?」
彼は顔を上げ、疑い深い目をした。
「いや……無理しなくていいよ……」
「ううん!本当に可愛いし綺麗で好き!」
「――マジで?」
ほなみは頷いて、背中を向けてねだる。
「……つけて?」
彼の指が、丁寧な手付きでほなみの白い肌をネックレスで飾った。
ほなみを正面に向かせ、西本は微笑んだ。

