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Love adventure
第74章 攻防

カナが座ったのを見て、智也は目を細めると、咳払いをひとつして切り出す。
「さて、話の続きをしようか……
君は、ほなみを本心でどう思っている?」
「ど、どうっ……て」
狼狽する三広に、智也はずいっと一歩踏み込んだ。
「正直に答えたまえ。女としてどう思う」
「な、何をっ……」
「三広。言え」
思わぬ綾波の言葉に、三広は顔色を変えた。
「綾ちゃん!」
「正直に答えろ、とおっしゃるのだから、お前が正直に答えても何ら差し支えない、という事だろう?」
不敵な笑みを浮かべる綾波に、智也は微笑を向け訊ねる。
「あなたは、どうですか」
ほなみの心臓がドキリと音を立てた。
綾波は、ほなみをチラリと見て、キッパリと言う。
「俺は、女としてほなみを好いています」
一同が息を呑む中、智也は顔色を変えぬまま、綾波を興味深げに見つめた。
西本は綾波を睨み付けている。
「最初は祐樹をたぶらかす面倒な女と思って居ましたが……
いつの間にか惚れていました」
「……っ」
ほなみは困惑して下を向く。
智也はそんなほなみを見てくつくつ笑った。
「さて、話の続きをしようか……
君は、ほなみを本心でどう思っている?」
「ど、どうっ……て」
狼狽する三広に、智也はずいっと一歩踏み込んだ。
「正直に答えたまえ。女としてどう思う」
「な、何をっ……」
「三広。言え」
思わぬ綾波の言葉に、三広は顔色を変えた。
「綾ちゃん!」
「正直に答えろ、とおっしゃるのだから、お前が正直に答えても何ら差し支えない、という事だろう?」
不敵な笑みを浮かべる綾波に、智也は微笑を向け訊ねる。
「あなたは、どうですか」
ほなみの心臓がドキリと音を立てた。
綾波は、ほなみをチラリと見て、キッパリと言う。
「俺は、女としてほなみを好いています」
一同が息を呑む中、智也は顔色を変えぬまま、綾波を興味深げに見つめた。
西本は綾波を睨み付けている。
「最初は祐樹をたぶらかす面倒な女と思って居ましたが……
いつの間にか惚れていました」
「……っ」
ほなみは困惑して下を向く。
智也はそんなほなみを見てくつくつ笑った。

