この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Love adventure
第75章 告白

「私……西君が……好きなの……」
「……うん」
「勝手なのは分かってる……でも……このまま智也と居られない……っ」
頭上で大きく溜め息を吐くのが聞こえ、智也の胸がそれに合わせて動いた。
「もう、それは言わなくていい」
「――?」
「お前の気持ちはもう知ってる……何度も聞かされるのは辛い」
「智也……」
涙を溢れさせるほなみの頭をポンポン叩いて髪をクシャクシャにする。
「あいつは……素直そうな奴だな」
西本祐樹の事を言っているのだろう。
智也の口調からは皮肉は感じられなかった。
ほなみはしゃくり上げながら頷いた。
「俺は……小細工ばかり繰り返して……お前に真っ直ぐに気持ちをぶつけなかった……
だから他の奴にかっさらわれるんだよな」
智也は瞳を潤ませて笑った。
「……うん」
「勝手なのは分かってる……でも……このまま智也と居られない……っ」
頭上で大きく溜め息を吐くのが聞こえ、智也の胸がそれに合わせて動いた。
「もう、それは言わなくていい」
「――?」
「お前の気持ちはもう知ってる……何度も聞かされるのは辛い」
「智也……」
涙を溢れさせるほなみの頭をポンポン叩いて髪をクシャクシャにする。
「あいつは……素直そうな奴だな」
西本祐樹の事を言っているのだろう。
智也の口調からは皮肉は感じられなかった。
ほなみはしゃくり上げながら頷いた。
「俺は……小細工ばかり繰り返して……お前に真っ直ぐに気持ちをぶつけなかった……
だから他の奴にかっさらわれるんだよな」
智也は瞳を潤ませて笑った。

