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Love adventure
第82章 BIG EGG
綾波は、うなだれるほなみの頭をポンポン叩いた。
「そうだぞ。そんな事で悩む必要はない。
俺もついこの間、聞いたんだ……
で、スタッフに了解を取って、今日のライブの演出のハイライトで結婚式をやる事にしたんだよ……この計画を知らないのは祐樹だけだ」
「……本当にいいんでしょうか」
綾波は、指でほなみの涙を掬う。
「いいに決まってる。お前らにはとっとと仲直りしてもらわなきゃ困るんだよ。
祐樹の不機嫌は周りへの八つ当たりがすごいからな……
それに、今日はカメラも入っている。
話題にもなる。
お前らは仲直りできる。一石二鳥どころか一粒で二度も三度も美味しいだろうが」
「な、成る程……じゃあ、西君に悟られないように上手くやらないとね……そうだ、せっかくのウエディングドレスだもの。髪とメイクをやってあげる」
あぐりはバッグからメイク道具やらを出して広げてほなみを弄り始めた。
「ほう……なかなか上手いもんじゃないか」
あぐりは、鏡を時折見ながらほなみの髪を結い上げ、ブラシやペンを操りその表情を美しく彩っていく。
「本職目指してますから」
あぐりは照れ笑いした。
「そうだぞ。そんな事で悩む必要はない。
俺もついこの間、聞いたんだ……
で、スタッフに了解を取って、今日のライブの演出のハイライトで結婚式をやる事にしたんだよ……この計画を知らないのは祐樹だけだ」
「……本当にいいんでしょうか」
綾波は、指でほなみの涙を掬う。
「いいに決まってる。お前らにはとっとと仲直りしてもらわなきゃ困るんだよ。
祐樹の不機嫌は周りへの八つ当たりがすごいからな……
それに、今日はカメラも入っている。
話題にもなる。
お前らは仲直りできる。一石二鳥どころか一粒で二度も三度も美味しいだろうが」
「な、成る程……じゃあ、西君に悟られないように上手くやらないとね……そうだ、せっかくのウエディングドレスだもの。髪とメイクをやってあげる」
あぐりはバッグからメイク道具やらを出して広げてほなみを弄り始めた。
「ほう……なかなか上手いもんじゃないか」
あぐりは、鏡を時折見ながらほなみの髪を結い上げ、ブラシやペンを操りその表情を美しく彩っていく。
「本職目指してますから」
あぐりは照れ笑いした。