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Love adventure
第12章 伝えたいのに
「……好きじゃないのに何故抱かれた?」
ぐっと脚を開かれ、西本の視線が蕾に注がれる。
彼に見られているだけで溢れてしまいそうで、ほなみは羞恥に涙を流す。
「み、見ないで……!」
「――何故部屋に入れた!放って置けば良かったんだよ!」
乱暴な言葉とは裏腹に、指は蕾を優しく摘まみ擽るように愛撫して、ほなみを甘く狂わせた。
「ああっ……ダメ!ダメ――!」
快感に身を捩るほなみの姿に、彼は一瞬見とれるが、歯を食い縛り呻く様に詰問する。
「俺に抱かれるつもりでなけりゃ……何故部屋に上げたんだ……」
「そ、それは――」
彼の澄んだ真っ直ぐな瞳には、ほなみしか映っていない。
――西君――――貴方の歌う声も、責める様に問い詰める声も……その吐息も、私を抱きながら漏らす悩ましい声も……貴方の総てが、私を恋に堕としたの――
こんなに……こんなに貴方に惹かれているのに……言えない――
「……俺が好きだからか?」
「……っ」
「何か言えよ」
「西君は……素敵な人……だよ……かっこよくて……女の子なら……皆、西君を好きに……なるよ」
ぐっと脚を開かれ、西本の視線が蕾に注がれる。
彼に見られているだけで溢れてしまいそうで、ほなみは羞恥に涙を流す。
「み、見ないで……!」
「――何故部屋に入れた!放って置けば良かったんだよ!」
乱暴な言葉とは裏腹に、指は蕾を優しく摘まみ擽るように愛撫して、ほなみを甘く狂わせた。
「ああっ……ダメ!ダメ――!」
快感に身を捩るほなみの姿に、彼は一瞬見とれるが、歯を食い縛り呻く様に詰問する。
「俺に抱かれるつもりでなけりゃ……何故部屋に上げたんだ……」
「そ、それは――」
彼の澄んだ真っ直ぐな瞳には、ほなみしか映っていない。
――西君――――貴方の歌う声も、責める様に問い詰める声も……その吐息も、私を抱きながら漏らす悩ましい声も……貴方の総てが、私を恋に堕としたの――
こんなに……こんなに貴方に惹かれているのに……言えない――
「……俺が好きだからか?」
「……っ」
「何か言えよ」
「西君は……素敵な人……だよ……かっこよくて……女の子なら……皆、西君を好きに……なるよ」