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第5章 本当にいた女性

それを見た一瞬で身体はフリーズを起こして心臓さえ止まったようになった。

また胸を触られだしたが、こんなのを見せられては心が折れてもう抵抗することができない。

なすがままだ。

「ね、君は身体だけじゃなく、本性もこんなにイヤラシイ女なんだよ」

腰にまわっていた手もお尻へと下りてきて触りだす。

されるがままになって、下を向いてうなだれた。

（どうしていつもこうなるの）セクハラを受けながらそう思うと涙が浮かんでくる。