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ジェミニの檻
第4章 ビタースィート

メニューは家でも任されるミネストローネとサラダ、定番だけどオムライス。
ピンクの水玉のエプロンを付けて野菜を洗いだすと、隣で由岐も手伝い始めた。
「斜めに切ればいい?」
「うん」
手際よくサラダが盛られ、ミネストローネがグツグツと音を立てた。
ケチャップライスを作り、卵を焼く。
上手く包めないまま一個が出来上がる。
「貸してみ」
由岐が卵を流し込み、器用にフライパンを振るとお店に出てきそうなオムライスが出来上がった。
「由岐くん、ズルい…」
唇を尖らせた六花。
由岐は六花の作ったオムライスを、六花は由岐のを食べた。
学校の話しや友達の話し、六花は図書委員の話を、由岐は部活の話しを止め処なくしていた。
食べ終わった食器を洗い始める六花。
「六花、美味しかった!ありがと」
由岐は背後から腕を回し、お腹の辺りで手を組むと肩に顎を乗せた。
呼吸に合わせて六花の耳に吐息がかかる。
「由岐くん、くすぐったいよ」
「六花、いい匂いがする」
耳に鼻を寄せる由岐。
ピンクの水玉のエプロンを付けて野菜を洗いだすと、隣で由岐も手伝い始めた。
「斜めに切ればいい?」
「うん」
手際よくサラダが盛られ、ミネストローネがグツグツと音を立てた。
ケチャップライスを作り、卵を焼く。
上手く包めないまま一個が出来上がる。
「貸してみ」
由岐が卵を流し込み、器用にフライパンを振るとお店に出てきそうなオムライスが出来上がった。
「由岐くん、ズルい…」
唇を尖らせた六花。
由岐は六花の作ったオムライスを、六花は由岐のを食べた。
学校の話しや友達の話し、六花は図書委員の話を、由岐は部活の話しを止め処なくしていた。
食べ終わった食器を洗い始める六花。
「六花、美味しかった!ありがと」
由岐は背後から腕を回し、お腹の辺りで手を組むと肩に顎を乗せた。
呼吸に合わせて六花の耳に吐息がかかる。
「由岐くん、くすぐったいよ」
「六花、いい匂いがする」
耳に鼻を寄せる由岐。

