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ジェミニの檻
第9章 distanse
極端に短い訳ではない六花のスカート。

それでも外気に直に触れているそこはすーすーと心許ない。

電車の中は早めの帰宅ラッシュに重なって、それなりに混んでいた。

ドア間際に押し込められた二人。

志貴は死角を作ると、直ぐに六花の裾から進入した。

側から見れば彼氏に甘えてるように胸に顔を埋めている。

六花の秘部を弄ぶと官能の火は直ぐに大きくなり、波を立て始める。

「…っん…ふ…」

秘裂を指で掻き混ぜられ、六花は必死に唇を噛みしめる。

蜜を掬っては花芽を転がし、摘み上げる。

荒くなる吐息と共に脚が痙攣し始める。

「達きそう?」

髪を掻きあげて囁くと、六花はこくこくと頻りに頷いた。

志貴は停まった何処とも知れない駅で下りると、その手を引いて真新しいトイレに入った。

「志貴、ここ、男子トイ…っ」

「声出すなよ、見つかる」

視線で威嚇すると、片足を便座に上げさせた。

伸ばした舌で太腿まで垂れていた蜜を舐めあげる。


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