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寝取られ彼女。
第5章 3P、4P
それからも、
気絶しているか、抱かれているか
その、繰り返し。
…視界を遮られたまま。
だから今が何月何日なのか
ここはどこなのか
誰に
…誰に抱かれているのか?
分からなくなっていた。
抱き上げられて、どこかに連れていかれている感覚を感じ取ると
あたしの身体は温かい湯船の中にいて
誰かに優しく身体を洗われて、
あぁ、お風呂に入れて貰えてるんだ
そう理解するまで時間を費やして。
理解し終える頃には、あたしの身体を太いモノが貫いてる。
また別の時には、抱き上げられて、何かに座らされて
視界が遮られていて感覚が鈍っている中
"いい匂い"を嗅ぎとって
「口開けて」
唯斗先輩の声で囁かれ、素直に口を開けると
温かい固形物が流し込まれて
もぐもぐと口を動かして飲み込むけど、ほとんど味は分からない
それでも、食欲は避けられない
飲み込む度口を開けて、食べ物をせがんだ。
ただ…
その後口に入るのは、もっと大きな噛めない"モノ"。
「ねぇ…ここ、どこですか。あたし何で、こんなことされてるの」
誰にあてるでもなく、そう問うた。
するとすぐに返ってきた言葉
「亜衣は、俺達のものだよ」
そう、囁かれて。
「俺達って誰?誰ですか…?」
「亜衣…忘れたの?今まで何度もセックスしてきたじゃんか。毎日毎日、俺を楽しませてくれたじゃん。…忘れたの?」
「…、唯斗先輩、広樹先輩、竜也…?」
「そう。これからはこの4人で、暮らしていくんだよ」
「…え?いや、あの…あたし、大学が…」
「そんなもの行かなくていい」
吐き捨てるような、唯斗先輩の声で言われた言葉に、身体に寒気が走る。
「…っ、ぇ…」
「亜衣は、ここにいたらいい。ずっとずーっと…死ぬまでずっと。俺達に抱かれて、俺達の子供を産んで、ずっとここで暮らしていったらいい」
そんな…
…めちゃくちゃだ。
あたし、どれだけ勉強したと思ってるの…
毎日毎日飽きもせずにあたしを抱く3人から少しでも離れたくて、必死に勉強して、1人暮らしを選んで地元から少し離れた大学を受験して、合格した。
ようやく、自由になれると思っていた。
ようやく"恋"が出来る、と思った。