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寝取られ彼女。
第6章 Seno Kouki



最高に気持ちいい…

頭の奥から快楽が流れ込んでくるような。

それが毒のように全身に回って

俺の身体を支配して

亜衣を抱きたくて堪らなくなる

その先を、キスのその先を、俺はいつも

想像して、手を伸ばそうとして、躊躇して

出来なかった…

亜衣を壊してしまう気がして

細身のパンツを突き破らんばかりに膨れた自分の愚息には気付かないふりをして

理由をつけては、亜衣の身体を突き放して

火照った顔で先を求める亜衣を直視しないようにして

俺は「先生」の皮を被っていた

それも、今日までだ。

唾液を飲み込んで唇を離して、女の顔になってる亜衣の表情にまた欲情

「こ…ちゃ、…腰、砕けた…ん」

掠れた声でそう紡ぐ亜衣の唇を塞ぐ

頬 おでこ こめかみ 鼻先 首筋 鎖骨 胸元にキスを落としていき、吸い付いてくるような肌に口角を上げた

掬い上げるようにして再び塞いだ亜衣の唇

細い足をすり寄せてる亜衣

身体をくねらせ俺のキスに応えて

やがて、身体を仰け反らせて弾けた

「…軽くイった?」

「…っ…、はぁ…っ」

あーあ…可愛い

愛おしい。

ぐったりしてる身体を起こし、唇を重ねたまま服を脱がせる

激しく舌を絡めながら、お互いの服を脱がせて、ときどき手がぶつかって唇が離れて、だけどその度深くまた重なって。

ガキのくせに可愛い下着着けやがって、なんて思って下着は脱がせず残す。

そのまま亜衣の身体を押し倒し、後頭部を掴んで息もするのも許さないほど濃厚なキスをする。

「…っ、ん、ぁ…」

亜衣の表情が、信じられないくらいエロくて。

こんなガキに、俺は…

ずっと

ずっと、

「こ …ちゃん。もっとキスして…っ」

「っ」

くそっ…

可愛いんだよ、馬鹿…。

胸が痛い。

なんかぎゅうぎゅういってんだよ

苦しいんだよ…

なんだ?これ

教えてくれ…

亜衣と舌を絡めながら、Vネック越しの自分の心臓辺りをわし掴む。

ドキドキすんな

緊張すんな

今までどんだけ女抱いてきてんだ、しっかりしろ

自分の欲だけで突っ走りそうになるのを堪えて

亜衣の身体の愛撫を始める

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