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奴隷 裕美子
第5章 奴隷調教の軌跡(二)
その日から、俺は裕美子への調教を日に日に厳しさを増しながら続けた。特に週末には明け方まで寝かさずに行うこともしばしばだった。

公園の片隅で自分でスカートをめくらせたり、予告せずに部屋を訪れたりしても、裕美子はきちんと言われたことを守り、普段からノーパンで、そして部屋では全裸で俺を迎えた。

調教の合間、裕美子はこんなことを言った。

「調教はとても辛いし恥ずかしぃ・・ でも不思議なんです。調教されるたびに、少しずつご主人様が近くに感じられるようになっていきます。それがうれしぃ・・・」

連日の調教のため、身体から消えることのない鞭痕、縄痕をいとおしむように手でさすりながら裕美子は続ける。

「一緒でないときも、下着をつけない下半身や、鞭の痕を見るとご主人様を感じます。こうやって、本当にわたしはご主人様に飼い慣らされていくのですね・・・とてもうれしいけど・・とても不安です・・・」

「捨てられることがか」

「はぃ・・・  いつかきっとご主人様は私に飽きてしまう・・  もっと若くて綺麗な奴隷が現れて・・」

「それが怖いなら、そうならないようにずっと俺を満足させ続けるんだな」

「一生懸命つとめます。でも、自信はありません・・・」

捨てられる妄想だけで、涙で目を潤ませる。裕美子はどこまでも従順だ。


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