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繋がれた鎖
第4章 処女喪失
咲はベッドにうつ伏せで横たわっていた

目はどこを見るでなく開いて、幾筋も流した涙のあとがあった

初めてセックスというものをして

色々な男達が身体をはい回り

色々な男達が性の捌け口にしていった

ここにきて一体何時間経ったのかわからない


そう思ってると部屋のドアが開いた音がした

振り向く気力も体力もなかった


ベッドの側に来たのは

部屋に入る前に挨拶したおばさん

おばさんは私に大きなバスタオルをかけて
お風呂に入るように促すけど

自分の足が棒みたいで立つことができなかった

するとバスタオルを巻かれて抱き上げられた

みると、ここまで車で送ってくれた運転手さんだった


近くに執事さんもいた

皆ほとんど口をきかなかった
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